■ 説明
いわゆるATBスクリプトです。
ゲージが溜まっていき、溜まった人から行動します。
● 行動の概念
各キャラクター毎に
敏捷性÷2÷バトルスピード分のカウント(CT)が加算されていきます。
このCTが100になった人から行動します。
すなわち、敏捷性が10の人と20の人がいた場合、
20の人は10の人が行動するまでに2回行動できるということを意味します。
行動したらカウントは行動別にマイナスされ、
100以上だった場合は、あまりを次のカウントに持ち越します。
※ 注意点
カウントが100になった人から行動するので、
極端に高い数値は推奨できません。
高くても70程度にしておきましょう。
計算上の上限は198です。
それ以上の敏捷性を設定しても効果がありません。
● 詠唱の概念
各スキルには詠唱値を設定できます。
設定にはメモ欄を使います。
例
SPD20
この様に記載された場合、詠唱値は20になります。
概念は敏捷性と同じで、100になるまでカウントしていき、
100になったら発動します。
詠唱40は敏捷性40のキャラが行動できるまでの時間と同じです。
省略した場合は200(即発動)になります。
強力なスキルほど低めの数値にするといいでしょう。
● 詠唱速度が変動するステート
各ステートには詠唱速度が変動するオプションが設定できます。
設定にはステート名を以下の名前にします。
ショートチャージ
・詠唱が半分になります。
ノンチャージ
・詠唱が0になります。
● スキルの反動
各スキルには消費するCT、すなわち反動が設定できます。
設定にはメモ欄を使用します。
例
WAI20
この様に記載された場合、20になります。
この数値分スキル実行後にマイナスされるので、
威力は低いが次の行動にすぐ移れるスキルなどが作れます。
省略した場合は100になります。
● スキルのオプション
各スキルにはメモ欄に以下の記述を記載する事で、
特別なオプションが設定できます。
CTチャージ
・CTを100にして即行動可能にする。
詠唱中の場合は即発動する。
(対象よりも行動速度が高く、カウントが100の場合はそちらが優先)
連続行動
・設定値分連続で行動する。
連続行動8なら8回連続行動になる。
(強制的に設定値分連続で行動できる)
● ターンの概念
存在するアクター、エネミーの総数分の行動が行われたら1ターン経過します。
すなわち、アクター2人、エネミー1体の場合、
3回行動が経過したら1ターン経過します。
● バトルグラフィックの設定
バトルグラフィックファイル名は機械的に作成しています。
例えば顔グラフィックのファイル名がActor1でインデックスが0の場合、
"実際の"ファイル名は Actor1-0_B となります。
さらに攻撃時のグラフィック(アクショングラフィックを使用する場合)は
Actor1-0_B_攻、ダメージ時はActor1-0_B_苦になります。
● 仕様
全てのアクター、エネミーともに動けなくなると(マヒなど)フリーズします。
(動けない=CTをカウントしない=行動が経過しない=ターンが経過しない)